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サドル
自転車を長距離、長時間乗るときにタイヤとともに重要なのが「サドル」です。いわゆるママチャリのサドルは横幅も大きくクッションも厚いサドルが多く用いられますが、スポーツバイクでは細く薄いクッションのサドルが多く用いられます。
いわゆるママチャリでは体重のほとんどををおしりで支えます。直立した姿勢でどっかりとサドルに腰をかける態勢になるために厚いクッションが使われるのですが、これはサドルの形状も人間の態勢も長時間乗るには向いていませんし、空気の抵抗も多く受けてしまいます。
スポーツバイクでは、前傾して体全体で体重を支え、空気抵抗を減らしています。最も前傾が深いのはロードバイクで、特にドロップハンドルの下を持ったときは地面と背骨が平行になるほどの前傾姿勢になります。クロスバイクとMTBもママチャリに比べると深い前傾姿勢になります。
クロスバイクでどの程度の前傾姿勢になるかは自転車ごとのポリシーによってかわります。ロードに近い性格付けがされていれば深くなりますし、シティライドを前提にしているクロスバイクでは浅い傾向があります。
このように全身で身体を支えることを前提にスポーツバイクのサドルを選択します。材質も様々なものがありますし、姿勢を変えやすいように前後に長くなっているモデルもあります。値段も数千円で変えるものから、数万円するような効果なものまで幅広くありますが、サドルは試してみないとわからないところがあります。高いから良いのではなく、自分にあったサドル探しをしなければなりません。
プロのロードレーサーでも自分にあったサドルは廃盤になっても使い続けていることは珍しくありません。いろいろ試してみて自分にぴったりのサドルを見つけることができた時の喜びはかえがたいものがあります。